近年、若い女性を中心に美容への関心の高まりから美容に関するお店が増えています。エステやネイルサロン、とくにヘアサロンは、全国の店舗数がコンビニの数より多いといわれるほどです。競争の激しい美容業界で、店の存在を知ってもらい、客を獲得するには宣伝・広告が欠かせません。デザインサブスクを活用して、集客率を上げてみませんか。
競争率の激しい美容業界
街に美容関係のお店が増えたな…と感じることはないでしょうか。エステひとつをとってみてもフェイシャル、ボディ、脱毛、ブライダルなど様々な種類があります。それぞれ専門店として出店したら、エステサロンだけでもかなりの数になるでしょう。
また、ネイルサロンは狭いスペースでも営業できるので、自宅や家賃の安いマンションの1室を借り、少ない初期投資で開業できます。ヘアサロンは、美容師としての下積み期間はもちろん必要ですが、一般的には5年ほどで独立できることから、若い世代の美容師が開業するケースが増えているのです。また、ある程度キャリアを積んだ30~40代の美容師にも、そろそろ独立を…と考え出店する人がいるとなると、さらに店舗数は増えていくでしょう。
さらに、ヘアサロンは少人数での経営が可能です。座席数が多ければ、その分美容師の数を増やす必要がありますが、小規模の店舗であれば2人もいれば営業できます。このようにして、美容関係のお店がどんどん増え、客の取り合い状態にもなっているのが現状です。広告でいかに客の興味を引き、店に来店させるか、悩み、試行錯誤しているお店も多いのではないでしょうか。
美容業界によくある広告手法
客は店を出して待っていても増えるものではありません。自分の店をより多くの人に知ってもらう必要があります。美容業界ではどんな広告手法を使えば、効果が期待できるのでしょうか。ここでは、一般的に利用されている広告手法をご紹介します。
ホームページの作成
今や美容業界に限らず、お店の紹介をするには必須ともいえるホームページ。客の大半は来店の際に、必ずホームページでお店の情報をチェックしています。料金や店の雰囲気、どんなスタッフがいるのか、家から近いのか、ほとんどの情報を一度に得られるからです。逆に、お店のホームページが適当だと、イメージダウンにつながったり、ここではおしゃれになれないかも…と足が遠のいてしまったりということもあるでしょう。
SNSでの宣伝
若い世代をターゲットに、情報発信するならSNSが一番身近な方法でしょう。お店のアカウントを作成し、若い世代が見る機会の多いTwitterやInstagramに広告や写真を載せれば、目にとまり、気になって来店してもらえることもあるでしょう。文章だけでなく写真で店の雰囲気や技術レベルを伝えたり、お客さんからのコメントを載せたり、またクーポンを発行したりといった、集客に効果的な宣伝も無料でできます。
広告・チラシの作成
もっとも定番の宣伝方法といえるチラシは、お店で手作りするのも可能です。コストをあまりかけずに、お店を知ってもらえる方法のひとつでしょう。チラシは街頭での手渡し、みずから各家庭に配布するポスティングや郵送(ダイレクトメール)、新聞やフリーペーパーへの折り込みといった方法があります。手作りが可能といっても、白い紙に黒い文字だけ…といった味気ないチラシにしてしまうと、興味を持たれず、内容を見てもらえない可能性もあるため、工夫が必要でしょう。
ポータルサイトの利用
集客を目的としたポータルサイトは、あらゆる美容関係のお店を集め、直接お店に連絡せずに予約ができるサイト。お客さん側としては、お店が閉まっている時間でも気軽に予約ができ、ポイントがたまる、いろいろなお店を比較できるといったメリットがあります。
お店側としては、検索によって引っかかってくればほかのお店目的であっても、お店の情報を見てもらえるというメリットがあります。しかし掲載には料金がかかるので、一時的な掲載でなければ、継続的にコストがかかり、ほかの広告方法に比べてコストが高めです。
どんなときにデザインサブスクが役立つのか
このように広告手法はさまざまですが、悩まされるのが広告のデザインではないでしょうか。せっかく苦労して広告を作っても、効果的なものでないと、費用ばかりかかってちっとも集客率が上がらないといったことにもなりかねません。顧客を呼び込むためには、パッと見た瞬間に興味をひかれる、隅々まで読みたいと思える、そんなデザインの広告にすることが必要なのです。
デザインサブスクを活用するメリット
デザインサブスクの大きな特徴は、まず毎月定額で利用できることでしょう。今月はホームページのデザインを、来月はチラシを、といった場合にも、同じデザインサブスク業者に依頼すれば、かかるコストは変わりません。新たに見積もりを取る手間もなく、だいたいのレイアウト、使いたい画像などを用意するだけなので、ほかの仕事にも支障が出ず、残業する必要もないでしょう。また、悩みがちなデザインもプロの手にかかれば、販促効果が期待できる魅力的な広告に仕上げてもらえます。
デザインサブスクを活用したい販促物とは?
デザインの良し悪しで、宣伝効果にも違いが出るのが販促物です。デザインサブスクはさまざまな販促物のデザインに利用できます。たとえば顧客に出すダイレクトメールやはがき、来店した顧客に渡すチラシやビラ、パンフレットやポスターといった紙媒体のデザインはぜひ活用したいものです。また、ホームページのデザインやSNSで告知するキャンペーンのページデザインやバナーといったWebデザインも依頼できます。
まとめ
集客効果を高めるようなデザインの広告を作ることは、簡単ではありません。いろいろな方法で広告を出してみたけれど効果が感じられない…という場合には、プロの手を借りてみましょう。また、SNS上で注目されても、誘導されたホームページのデザインがいまいち…という理由で損をしているケースもあります。
広告を見たお客さんが、最終的に行き着く先はお店のホームページなので、一度ホームページデザインを見直してみるのもよいかもしれません。デザインサブスクは、デザインに関する依頼なら紙媒体でもWebページでも可能なことが多いでしょう。ほかのお店に差をつける魅力的な広告を制作してもらい、新たな顧客獲得を目指してみてはいかがでしょうか。